第7回 合奏発表会 公式練習 

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8月11日木曜日 山の日 今年から祭日が増えたんですよね!すごく助かります!!誰が決めていらっしゃるか存じませんが、本当にありがとうございます。この日がなかったら練習2回も取れませんでした。行事の度に、もうちょっとレッスンの回数減らさないと、もう行事の運営が難しいなと思います。ちょっとこれに関しては、考えていることがあるので9月以降に発表します。行事って教室の生徒にとって、飛躍する、ものすごくいいチャンスです。出られなかったとしても見に来たり、途中まで練習に参加したり、そういうことがものすごく大事なので、普段のレッスンとのバランスをもう少し取りたいと思っています。

残りはゲネプロのみ。この日の練習が最後の練習となりました。会場は滝野川会館小ホールです。北とぴあは打楽器が鳴らせないので、滝野川会館を一回だけお借りしました。

1)コレッリから始まりました。

それぞれの楽章のキャラクターの違いは、どうやって出すんでしょうか。もう一回みんな思い出しましょう。そうですよね。弓のスピード 圧力 ずっと同じじゃ困ります。スピード感あふれる楽章は、弓のスピードです。すべての音に、髪の毛一本の隙間をお願いします。グラーヴェは重さがいるんです。音にも重さを感じてください。

2)シャコンヌ

前回イマイチだったシャコンヌ。10番にはいるあたりが仲々あいません。トップにもっと動いてもらったりするのですが、合わないんですよね。で、ビオラが出てビオラに合わせるようにしたらなんとかなってきました。アンサンブルの鉄則で、できてないときは、その他のパートでなんとかすると合うようになります。バロックは文章の区切りをきちんと演奏する。拍子感を出す。もう一回最後に確認しましょう。お経みたいにならないように。ていうか、お経にだってちゃんと抑揚ありますよ。14番も、低弦がすっかりいなくなるので、セカンドさん責任重大です。ここは絶対に硬い音で止めながら弾いてください。1stはきちんと裏に入ります。

 

3)昼休み後  ラター

この曲だけは、自分が生徒として勉強していない曲。自分でどれくらい曲が読み取れるのかチャレンジしてみました。ナクソスに音源があるので、もちろん参考にはしましたが、一番美しいと思う解釈で弾かせたかったので、曲を分解してみたり、仕組みを伝えたり、踊りなのか歌なのか伝えてみたり。もしかして、まだ見抜けない作曲家の仕掛けがあったかもしれません。今回のスコアー取っておいて、何年後かに見直したら、うわああって思うかも。(笑)

1楽章;踊りですよね。2拍子の感覚をもう一回思い出しておいて下さいね。みんながイマイチの時の感覚は、指だけ動かし始めたときです。音出た瞬間に分かるようになりました。テンポが上ずるっていうか。怖くなったら、1、2、1、2ってカウントしてくださいね。カウントが遅くなるところは、Gでしたよね。ここで一息つければ大丈夫ですよ。

2楽章;これは歌。普通のシンフォニーの中でいうメヌエット楽章のような存在かなと思います。じゃあ踊りじゃんって感じもありますが。女の子が彼の帰りを待っているかわいい歌です。伴奏は2拍子のをしっかり表現して、ファーストは生き生きと歌いましょう。歌い方が不自然なところもまだありましたね。自分の旋律の尻尾が急に大きくなってないですか?よくきいてくださいね。終わり方を確認し忘れたのですが、チェロバスが一拍先に出ますので、気をつけてくださいね。トリルで伴奏する人は弓をとめない。ビオラチェロは、2小節ごとに中をふくらませてください。

3楽章 ;これはばりばりの歌。でも、1楽章と同じで、拍子感がなくなるとずれまくります。目盛りがあるからこそ先生の棒に自由についていけるのですから、しっかり自分の中でカウントします。ソロが入ったらソロが聞こえる大きさでおねがいします。

4楽章:出だしをもっと練習すればよかったと思いましたが、あとはゲネプロでやってみましょう。トップの人もしっかり合図とブレスお願いします。1stの人は、G線の空中で待機していましょう。弓は弦から離して待っておきます。全員でブレスします。Cのセカンドバイオリンもそうですね。Bはどこが切れ目かわかってますか?もう一回確認してください。Fはビオラがスコアー通りにでることになりました。Gのあたりも切れ目わかってますでしょうか?自信のない人は、レッスンで確認してください。

 

4)ボレロ

この日初めてのパーカッションとの合わせでした。パーカッショニスト泣かせのボレロ。カッコ良かったですね。やっぱりスネアが入らないと。パーカッションが入るとどういう風に聞こえるのかなと思いましたが、部屋が狭いということもあり聴くことについては、問題なくできたかと思いますが、当日はどんな聞こえ方なのかまた確認しましょう。ボレロの魅力はこのリズムと、どんどん楽器が重なっていって最後は壮大になっていくというドラマだと思うので、そういう強弱のコントロールができるといいですね。是非指揮者の合図を見逃さずにお願いします。

5)スッペ

続けてこちらも、パーカッションとの合わせ。これも当日どう聞こえるかですよね。ドキドキ。再現部に入る前に、少しリタルダンドすることになったので確認してください。そして弓も一箇所変わりました。最後はダウンで弾き始めて最後アップにして終わります。

6)タンスマン

そしてここはパーカッションなしです。メロディーが抑揚をつけてちゃんと演奏できるかですね。こういうことって、たぶん独奏の時にもすごく役に立つと思います。合奏に参加しながら、アンサンブルの技術だけじゃなくて、バイオリンの技術も向上して欲しいと思うのですが、こういう曲をきちんと弾きこなすことが基本なんですよね。短いフレーズが少しずつ積み重なって、ラターのような大曲になるのですから、こういう短い曲がちゃんんと弾けないと。2番は、マルトレからレガートに移り変わるところが、やっぱりうまくいかないですね。個人個人で練習してくださいね。

 

以上です。このあと指揮者の先生、パーカッションの先生、チェロの先生も交えて飲みに行きました。総勢13人。しゃべりまくりました。いつものように。次の日は声ガラガラでした。(笑)しかも二次会まで。こうやって練習のたびに飲みに行くのも、また3年後ですね。寂しいな。 と一瞬思いましたが、そうだ私たちにはウィーンの修学旅行が待っているじゃないですか!こんな楽しい生徒たちと、海外に繰り出すと思うと、もう楽しみ過ぎます!ということで、公式練習最終回のレポートでした。

 

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